皆さんこんにちは。
けーです。
今回の記事では、警察学校でパワハラやいじめがあるのかについて書こうと思います。
私は警察学校で、教官から罵声を浴びせられたり、怒号が飛び交う生活を送っておりました。この罵声を浴びせられる、怒号が飛び交うという状況がいじめやパワハラに該当するかと言うと、私は該当しないと思います。
もちろん今の時代の民間企業でこのようなことを行えば、間違いなく一発でパワハラ認定されるようなことのオンパレードでした(笑) しかし、警察という業務の特殊性を鑑みても、指導で怒鳴られるのは致し方ないかな程度にしか私は感じませんでした。精神を鍛える、とでも言うんでしょうか。
ただ、、狭い個室で延々と何時間も怒鳴り続けられ、時折殴られたというのを先輩から聞きましたが、それは間違いなくパワハラ認定されると思います。
しかし、そもそもパワハラであるか否かというのは、受けた側(ここでは警察学校の学生)がどう思ったかが重要視されますからね。単純に罵声を浴びせられる、怒号が飛び交うというのをパワハラと感じるといえば、それはパワハラに該当してしまいます。。。
また、ネットの記事ではたまに警察学校の同期内でいじめがあった、というのがあります。私の時はありませんでしたが、これはいじめが発生しても仕方がないかなと思う環境が警察学校には整っているんです。
どういうことかと言いますと、誰か1人がヘタウチをすると、連帯責任を課す教官もいるんです。
で、とろくさいやつが同期にいると、そいつのせいで毎回連帯責任を課せられることになるんです。そのとろくさいやつに同期から非難の目が向かうのは目に見えていますよね。。。恐ろしい。。。警察学校の教官もこのことをわかったうえで、連帯責任を課しますからね。。。
何回もミスを繰り返し、そのたびにミスをしていない人まで怒られるor課題を課される。そりゃ、ちゃんとしている人のイライラは溜まっていきますよね。いじめというものが発生するのも無理はないかなぁと思います。最初は”いじめ”じゃないんですよ。「ちゃんとしろよ!」「何回ミスるんだよ!」といった小言を同期に言われる程度なんですが、何回も重なっていくとね。。。同期のイライラもつもっていくわけです。
そして、同期からのいじめというのは、とろくさいやつ、不出来なやつを辞めさせるには、教官にとって非常に都合がいいものなんです。
警察学校では、教官や先輩から怒られるのが日常茶飯事ですが、嫌なことがあっても同期と励まし合い乗り越えるものです。私はそうでしたし、先輩後輩に聞いてもそうでした。バカな話をしてゲラゲラ笑って、なんとか精神を保っていました。
しかし!
そんな、本来は苦楽を共に支え合うはずの同期全員からいじめの標的にされたらどんな気持ちになるでしょう?昼間は教官から怒られ、授業後は同期から怒られる。。。24時間心の平穏は訪れません。。。
その構造を知ったうえで、教官は連帯責任を課してくるんです。
恐ろしい。。。
警察学校でいじめはあるのか?
結論は、、、
警察学校でいじめが起こるのは、充分にありえます!!
私の時はありませんでしたけどね。
このブログを始めるにあたり、元警察官の方々のブログを拝見させて頂きました。警察学校でのいじめのことについて書かれたブログもいくつかありました。そして、その記事について反論する声もありました。いじめはないよ、とね。
私が思うに、「いじめはないよ」と反論した方々は、警察関係者が警察学校のイメージ悪化を防止するために行った工作活動(笑)か、いじめはないと反論した方が過ごした警察学校生活が平穏に終えただけで、想像力が足りない人かなと思います。
警察官を目指そうと考えている方々の参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。