皆さんこんにちは。
けーです。
今回から数回にわたり、介護士という仕事の大変さについて書こうと思います。これまで警察、看護学校のことを多く書いてきましたが、いちおうは介護福祉士ですので、介護という仕事の大変さについて書こうと思います。
私は特別養護老人ホームの介護職員として勤務した年数は5年にも足りていません。短い間ではありましたが、どうして介護士という仕事がきついのかがわかったような気がします。
世間のイメージする介護職員のイメージといえば、重労働で腰を痛めそうというものだと思います。
決して男女差別するわけではありませんが、女性にとっては体力的に厳しいことも多くあると思います。
単純な例えですと、高齢者を車椅子からベッドに移す介助をするときに、高齢者の全体重を介護職員が支えなければなりません。高齢者Aさんの体重は65kgだとした場合、介護職員が女性の場合はどうでしょうか?多くの女性は体重が65kgを超えないと思います。自分の体重よりも重い高齢者を、移す介助を行わなければなりません。
これはきついと思います。
実際私が勤務する施設でもありました、こういう話。女性の介護職員が「高齢者が重くて持てません」と言っていたり、最悪の場合だと、車椅子からベッドに移る際に落としてしまうこともありました。大変な事故ですよね。大怪我してしまいます。
介護職員の腕力や背筋力、脚力が足りないがために、腰や肘、足首を痛めてしまうといったことが実際にありました。
女性が特別養護老人ホームで介護職員として働くには、ある程度の筋肉は必要かなと思います。
ボディメカニクスという理論もありますが、、、根本的には体力が必要です。私が思うに、ボディメカニクス理論をしっかりと実践できたとしても、体力は必要です。
~とある介護現場にて~
新人職員「高齢者を介助するには体力が必要だとは思いますが、私には体力がないから不安です。」
ベテラン職員「大丈夫です!!ボディメカニクス理論をしっかりと実践すれば、体力が少ない方でも安全に介助できますよ!!」
という、この流れを作りたいがためにボディメカニクス理論を介護現場に持ち込んだんだと思います。知らないよか知ってたほうが良い。だけど、知ってるからといって体力が少ない人が急に介助できるわけではないよってやつですね。
これは声を大にして言いたいですw介護福祉士の国家試験や前の職場でも、やたらボディメカニクスを挙げてましたが、実際のとこ、体力が重要ですw
人手不足の介護業界に少しでも多くの労働者を呼び込むための方策なのでしょう。
まぁ、ある程度体力があり、しっかりとボディメカニクス理論を理解して、実践すれば身体を痛めないのも確かですけどね。
これから数回にわたって、介護職員の大変さを記事にしていこうと思います。今後、介護福祉士として働こうと思っている方々の参考になれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。