皆さんこんにちは!
元警察官のけーです。
今回は、警察官という仕事を続けていこうかどうしようか、悩んでいたころのわたしの話をしようと思います。
現在警察官だけど、仕事を辞めようか迷っている人、これから警察官採用試験を受験しようかどうしようか迷っている人の役に立てれば幸いです。
◆前回の記事はこちらから~~
私が地域課時代に私が感じた「一生警察官をやっていていいのだろうか」この迷い・・・。
それは、地域課警察官の宿命ともいえる、ずっーーと、実績を上げることに追われる日々にウンザリしたということです。
地域課警察官ならば、交通違反者、自転車ドロボーを捕まえなければなりません。当たり前なんですけどねwww
でも、かんたんに捕まえられるかというとそうでもありません。百回職質したところで自転車ドロボーが捕まらないときは捕まりませんし、交差点で張っていたところで交通違反者がいないときは全くいないときは全くいません。
それに、皆さんも感じたことがあると思いますが、交差点で影に隠れてコソコソして、交通違反者が現れるのをずーーーっと待ってるのってすごくバカバカしいんですよwww 何やってんだろうってwww それとか、ひたすら自転車の人に声かけまくってwww ほんとバカらしーーーwwww
でもやはり、交通事故は毎日どこかで起きてるわけでして。交通事故が発生しているのに、交通違反者を検挙していないということは、警察が仕事をサボっている以外のなにものでもないわけで。交通違反をしやすい場所で、なおかつ違反車両を停車させやすい場所で、影に隠れてコソコソ交通違反者を検挙するというやりかたが一番効率的に検挙件数を稼ぎやすいということなので、仕方がないのかなと。
窃盗犯罪が起きてるのも事実。それに対して警察が検挙件数を示せれないのは、警察が仕事をしていないのと同じです。一番多く発生する窃盗犯罪ってなんだかご存知ですか?それは自転車盗です。まぁ、自転車盗むのなんて、そこらのガキでもやりかねないですからね。駐輪場からアシがわりに自転車盗んで乗る。逆に自動車盗や車上ねらい、空き巣なんてプロのやり口ですよね。でも、件数上は同じ窃盗犯、窃盗発生件数なんです。
なので、自転車ドロボーを捕まえて、『窃盗犯1件検挙』というのが実績的にも強いわけですwww なので、皆自転車に声かけまくって、窃盗犯を検挙したいのですwww
地域課警察官には、他にもやらないといけないことがあります。交通事故受理、巡回連絡、道案内、地域の揉め事の話を聞く、パトロール、、、 色々あります。揉め事なんて警察官が話を聞いてもなんの解決にならない場合があります、というかほとんどです。「困りモンですね~~」で、おしまいです。。。残念ながらね。
でも、それでも地域住民の方々は喜んでくれました。納得はいかなけど、仕方がないかぁ・・・。とね。
そういった仕事をもっとしなければいけないのではないのかなぁと思いつつも、やはり実績をつまないといけません。検挙件数をあげなければなりません。
う~ん・・・・。
まぁ、これで、お金がもらえるなら、別にいいじゃん!!といえばそれまでなんですけどね。世の中、給料が安くて苦しんでる人がいるなかお前の考えは甘い!!と言われれば、おっしゃるとおりなんですけども。。。
でも、なんだかなぁ~~と、モヤモヤした気持ちの中で地域課警察官として勤務してました。
◆つづきの記事です