元警察官けいの警察官採用試験合格ブログ

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警察官の貸与品、仕事道具について【警察学校に入る前に買っておけ】

皆さんこんにちは!
元警察官のけいです。 

本日は、警察官の貸与品、仕事道具について記事にしようと思います。
これから警察官を目指す人、警察官内定者で警察学校に入るのを待っている方々に読んで頂きたいです。
特に、警察学校の入校を控えている方には、記事を読んで、警察学校に入る前に必要な物品をそろえてもらってから、警察学校の門をくぐってほしいです。

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〜〜目次〜〜

 

 

 

 

1,貸与品

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階級章…階級等を識別するためい用いられる記章のこと。
識別章…階級章とともに個人を識別するためのもの。アルファベット2文字、数字3桁から成る。
警察手帳…身分を証明することが出来る手帳。
手錠…犯人等の手に錠をかけて、逃亡を防ぐためのもの。
警笛…交通整理時など、警戒のために鳴ら笛のこと。
警棒…制服警察官が腰に装着しているものであり、護身用、逮捕具として使用する。
けん銃…殺傷能力がある遠距離用の武器である。
帯革…手錠や警棒等を装着するためのベルト。
けん銃つりひも…けん銃に装着し、脱落や紛失、盗難を防ぐためのものである。

 

2,警察官の装備

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制服を着た警察官は、警察学校で支給された貸与品と現場で必須になる道具を装備しています。
全て装備したときの重量感はずっしりとした感じで動きにくいです。
特に、耐刃防護衣は重量感と圧迫感がすごいです。 装備品の総量は量ったことがないのでわかりませんが、感覚的に5~6㎏ぐらいではないかと思います。

地域課警察官(交番やパトカー勤務)は、常にこれらの装備を腰につけていなければなりません。
交番時代の私の上司がこの装備のせいで腰痛に悩んでいました。仮眠の時以外は常につけていなければならないので、そりゃ腰痛にもなりますよ・・・。

 

3,貸与品の装着位置

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貸与品の装着位置は決まっており、警察官学校で覚える基本です。

階級章・識別章
左胸に装着しているため、見ればその人の階級等がわかります。

警察手帳・警笛
基本ポケットに収納します。

帯革
腰ベルトの上から装着します。

手錠
左腰部分の帯革に装着します。

警棒
左脇腹部分の帯革に装着します。

けん銃・けん銃つりひも
右脇腹部分の帯革に装着します。

 

4,現場では必須の仕事道具たち

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警察官は、貸与品以外にも必須な常備品があるので紹介します。

①ボールペンとバインダー
警察官がよくバインダーを持ってメモをしているところをみかけると思いますが、勤務中に使わないことは絶対にない必需品です。
そのため、どこに行くにも持ち歩いています。

②耐刃防護衣
耐刃防護衣は、現場にいる全ての地域警察官が装備しているものになります。 よく防弾チョッキと勘違いしている方もいますが、耐刃防護衣は刃物いる方もいますが、耐刃防護衣は刃物から身体を守るための物です。
そのため、重量と圧迫感が強い装備品になっています。

③腕時計【特に重要!!】 
警察官は、事あるごとに時間を確認します。 勤務中はとにかく〇時〇分に何があったということを記録しているため、必然と時計を見る癖がついてしまいます。
そのため、休日などで時計をしていなくても、時計を見る動作を行ってしまったりします。

警察官が良く使用しているのは、G-SHOCKの軽くて丈夫なタイプです。 仕事をする上では、とても便利でした。
私がオススメする、警察官の腕時計についてまとめました。 

www.moto-police.com

 
④懐中電灯 【特に重要!!】
警察官は夜間も活動し、暗いところの捜索等も行うため、仕事には欠かせないアイテムです。
また照明目的以外にも用途があり、例えば夜間に凶悪犯と対峙した際にも、相手の顔にライトを向けることで一瞬にスキを作ることなどもできます。

私が警察官にオススメする懐中電灯についてまとめました。 

www.moto-police.com

 
⑤メジャー
犯行現場や証拠品の記録、違反車取り締まり等多くの場面でメジャーを使用します。 警察官は、正確な記録が求められているため、こちらも欠かせないアイテムとなっています。

⑥長靴とカッパ
事件や事故があれば、たとえ大雨や風吹の中でも職務を全うしなければいけません。 そのため、長靴やカッパは常備しています。 また、冬季であればネックウォーマー等の防寒グッツも使用します。

⑦手袋
現場の警察官は、滑り止めや証拠品保持のために手袋使用しています。 普段であれば、黒い手袋を使用して事案対応に当たる人が多く、証拠品などに指紋をつけない目的の時などには白い手袋、汚れ物等を扱う時には、ゴム手を使用しています。

 

 

警察官の荷物は多いです。
上記で紹介した物以外にも、ヘルメットや書類など、意外と多くの荷物を準備して当直に臨んでいます。 事案に応じて必要な物を携帯したりするため、すぐ対応できるように事前の準備が大事なのです。

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