皆さん、こんにちは。
今日は、面接で話しすぎてはいけない理由について記事にしようと思います。
私はYoutube、ブログ、Twitterを通じて、警察官採用試験受験生が試験に合格できるよう、発信しております。
で、志望動機、自己PRなどの面接カードや提出書類の添削や、作成援助や、面接でしゃべる台本の提案も行っております。
受験生の方々とのやりとりで通話を行うこともあります。その中で面接でしゃべる台本の内容を受験生に伺ったりしてるんですが、ちょっと気になったことがあるので、お伝えしようと思います。
皆さん色々と素晴らしい面接ネタを構築されていて、とても素晴らしいんですが、あまりにも面接官にアピールしなくては!という気持ちが強すぎてしゃべるすぎちゃってるんですよね。
このしゃべりすぎることの何がいけないのか?についてお伝えします。
「学校の先生は面接ではしっかりとアピールしろ!って言うからたくさんしゃべろうと思ったのに!」とお考えの受験生の方もみえると思います。
今から説明いたしますが理由は2つあります。
1つめは、しゃべりすぎて、手元に返しのネタがなくなってまったところに、面接官がツッコミを入れてきて、頭の中が真っ白になってしまうということ。
もう一つが就職活動の面接の場というのは簡潔明瞭に面接官に伝える技術が必要とされること、です。
では順に説明していきます。
1つ目のしゃべりすぎて手元に返しのネタがなくなってしまう、についてです。警察官採用試験の面接というのは、他の民間企業の面接に比べて、受験生のあらを探したり、色々と細かいところまで追求されたりする傾向が強いです。
これはいわゆる圧迫面接ということで、受験生の方々もご存知だと思います。
「警察官採用試験の面接って厳しいんじゃないかな?」「警察官が面接官だと刑事の取り調べみたく、色々と追求されそう。」「ちょっと話を盛っただけでもすぐに見抜かれそうだ」とかね、色々と想像しちゃいますよね。
実際多くの面接を終えた受験生が「けっこう追求された」と報告してくださいます。
色々と掘り下げて質問されるようです。で、ここで重要なのが、掘り下げて質問されたときにも対応できるように、話を準備しておくことなんです。
あらかじめ準備しておけば、質問が何回か繰り返されても返事に困りませんよね。
ここでいう何回か質問を繰り返される、というのも、ひたすらひとつのことをしつこく掘り下げられて質問されるといのもありません。
よほどしつこく質問されても5回くらいではないでしょうか。まぁ、5回でも多いと感じるかもしれませんが、それは受験生が変に話を持ったり、あるいは嘘をついていて、エピソードに違和感を感じたから追求されたぐらいです。
こういったしつこく追求されたときでも、あらかじめ話す内容を決めておけば焦らず、冷静に対処ができます。
このときに自分の中で話す内容をすでに全部しゃべりきってしまっていた場合は、面接という極限の緊張感の中で「何を話そうか」と考えてしゃべらないといけません。
大変ですよね。ですので、最初から全部しゃべりすぎてしまうと、根掘り葉掘り追求されたときに、ちゃんとまとまった考えを話すことができず、面接官からすれば「この受験生は話をまとめる能力がないな」という低評価になってしまいかねません。
ですので、くれぐれもしゃべりすぎないようにしましょう。
つづいての2つ目です。就職活動の面接の場というのは簡潔明瞭に面接官に伝える技術が必要とされること、です。
これは就職活動の場ではしゃべりすぎは嫌われる傾向にある、というそれだけの理由です。
まぁ、他にもダラダラとしゃべる人は自分の考えを簡潔明瞭にわかりやすく、相手に伝えることができない、というように評価されてしまう、っていうこともありますね。
面接というのは限られた時間の中で行われています。一人の受験生につき15〜25分程度です。
その短い時間の中で、面接官は受験生の評価を出さないといけません。これってけっこうたいへんなことですよね。
短い時間の中で受験生の良いところ、良くないところを見極める必要があるんですから。
短い限られた時間の中で色々と質問したいわけです面接官は。面接官がそう思っているのに、受験生がひとつのことをダラダラと喋り続けていたらどう思いますか?
言葉をつつまずに表現したら、「ウザい」ですよね。「この受験生、ダラダラと喋っていて、話の結論が見えにくいな」と思われてしまったら、悪印象、つまりは低評価につながりかねません。
しっかりと簡潔明瞭に話を展開し、高評価を勝ち取りましょう。
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