元警察官けいの記録簿

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【元警察官が語る】部活の実績を面接でしゃべるときの注意点【就職試験だぞ!?】

皆さん、こんにちは。
元警察官の宮城慶次です。

本日は、面接で部活を◯年間やっていた!大会入賞経験がある!という実績をアピールしようとしている受験生にむけて記事を書こうと思います。

警察官という職業柄、面接の際に、「私は体力、精神力があります」「体育会系の中で育ってきました」とアピールしたいお気持ちはわかりますし、そういった受験生は多いと思います。もちろん、悪いことではありませんし、むしろ職業適正をアピールできていると思います。

しかし、警察官を目指す受験生で、こういった体力あります、根性あります系のアピールをする受験生はとても多いです。一般的に警察官のイメージってこういう体育会系ですからね

言葉を返すと、「他の受験生との差別化が難しい」ということです。みんなが言っていることですからね。 

   

 

では、どうすれば、他の受験生と差別化することができるのか、ひとつ頭を抜け出すことができるのか。

それは、「部活の経験、実績をどう警察の仕事に活かしていくのか」を表現することです。これからみなさんが受験しようとしているのは、就職試験です。そのため、自分はどう仕事に取り組んでいくのか、自分の過去の体験がどう警察の仕事に活かせることができるのか、をアピールすることができると、他の受験生と差をつけることができます。

私は警察官採用試験受験生向けに志望動機や自己PR、面接カードの添削を行っていますが、こういった過去の体験を語ってしまい、仕事にどう生かしていくのかを表現できていない受験生が多い印象をうけます。

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どれだけ過去の素晴らしい部活の入賞実績や、小中高と野球を続けることができた継続力、根性、精神力を持っていたとしても、仕事にどう活かしていくのかを表現しないと、それは就職試験のアピールとしては弱い、他の受験生と似た志望動機、自己PRになってしまうと思います。

自分の過去の体験をどう警察の仕事にいかしていくのかを考えて、志望動機、自己PRを作っていきましょう。 

   

 

 

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