皆さんこんにちは!
元警察官のけいです。
本日は、現役生時代(高校3年生、大学4年生)に警察官採用試験に合格することができず、浪人している方々に向けて記事を書いていこうと思います。
私自身も警察官を退職した後、公務員試験浪人をしているので大変なのはわかります。色々と精神的に大変ですよね。わかります・・・。
私の実体験も踏まえて、現在警察官採用試験のために浪人をしている方々が、今後どう行動をとっていくべきなのか記事にしようと思います。
〜〜目次〜〜
- 1,私の実体験
- 2,警察官採用試験浪人で成功する人の特徴
- 3,警察官採用試験浪人で失敗する人の特徴
- 4,警察官になれずに数年が経過してしまうと?
- 5,【重要】早めの軌道修正で、卒業3年以内なら新卒採用枠が狙える方法
- 6,さいごに
1,私の実体験
私は警察官を退職後、公務員試験浪人をしていました。約2年間。
この時はLEC東京リーガルマインドという公務員試験予備校にお世話になりました。
受講費用、追加で買った教材などはトータル50万円はいったかなぁ?
昼間は工場でバイトしてました。さすがに無収入は苦しいですからね。警察官時代の貯金もありましたが、全く収入が無いのはさすがにちょっと・・・。
第一志望は市役所です。もちろん、公務員試験で受験資格があるところは全て受験しました。
最終的に一箇所だけ内定を頂くことができましたが、まぁ、色々とあって結局は辞退しました。
で、公務員試験浪人に見切りをつけ、民間企業で働くことを決めました。
さすがに2年も公務員試験浪人をしていると、精神的にも疲弊してくるわけです。
ですので、公務員試験浪人2年目を終えたときには、「もう公務員は諦めて、民間企業で仕事を探そう。」と思いました。
色々と考えた結果、最終的に介護士になることを決め、介護士として働くことにしました。
振り返ってみると、公務員試験浪人中に、内定ゼロになるかもしれないことを見越して、民間企業への転職活動を少しずつでも行っておけば良かったかなと思います。
ネット環境が整っている時代ですから、別にわざわざハローワークに行かなくても、スマホで転職活動ができてしまうんです。ホントに便利ですよね。
2年目の公務員試験浪人を終えてから転職活動に取り組んだので、社会復帰するまでに時間がかかってしまいました。ブランク期間が無駄に長引いてしまったのは反省すべきところでした。
2,警察官採用試験浪人で成功する人の特徴
◆毎日、一定の勉強量、勉強時間でこなせる人
警察官採用試験に合格するためには、毎日一定時間以上の勉強時間をキープする必要性があります。
勉強は基本的に毎日する習慣を付けないと伸びません。 習慣化することが大切です。何がなんでも数的処理を1問は必ず解く!!この精神が勉強には大事だと思います。
毎日の勉強を習慣化させないと公務員試験には合格できません。 働きながらでも警察官採用試験に合格して転職をしていく方は毎年一定数います。
私も毎日工場でバイトをしながらでも、筆記試験(警察官採用試験よりも難しい、地方上級で。)は突破できましたので、出来るだけ習慣化することが大切です。
本気で合格したいと思うのならば、一日の中で、バイトの時間以外はほとんど試験勉強に費やす覚悟は必要です。
私は夜ご飯を食べた後、息抜きに30分だけテレビゲームをやろうと決めていました。バイオハザード5のマーセナリーズをwww
でも、この時間以外はほとんど勉強に費やしていましたね。2年間。
そりゃしんどいでしょwww
◆面接、論文、集団討論など合格に必要な正しい情報を収集できる人
いくら筆記試験が良くても心から警察官になってその職業を全うしたいと言える人でないと試験に合格することは難しいといえます。
警察官が公務員であり、「安定しているから」といった理由だけでは面接官としては採用する気にはなりません。
警察官にしかできない、国民の安心して暮らせる生活を守るという部分にやりがいを見出すなど、人のために!!というマインドがないと面接で落ちやすくなります。
最近はネットが発達しているため、様々な情報が入り乱れています。とても便利な時代になりましたが、反面、「これ、本当なの!?」というような情報もあります。
そういった情報に惑わされないことも大切です。
そりゃそうですよね。警察官という仕事は犯罪者が嘘を言っていたら見抜かなければなりません。交通違反者も切符を切られまいとして、必死で嘘の言い訳をします。
そういった職業に就くんですから、嘘か真かを見抜こうとする癖は浪人時代から意識していただきたいですね。
3,警察官採用試験浪人で失敗する人の特徴
◆不安ばかりで勉強に集中出来ない人
これは最も多いと思います。私もそうでしたし、他の公務員試験浪人仲間にも多かったです。
悩んでも仕方がないんですが、無駄に不安なこと、ネガティブな思考のスイッチがはいってしまうんですよね。
筆記試験で点数を取らないことには、警察官採用試験には合格できません。 不安が選考して勉強時間を確保することができなくなったり、勉強に集中できない人は危険です。
不安になるのではなく、目の前の勉強に集中するようにしましょう。 なかなか難しいんですけどね・・・。
◆自己流で面接対策を行う人
自己流で面接対策を行う人は、合格できない可能性が高いです。自己流での面接対策は客観性が欠けており、根拠も無い自信がついてしまいます。
そして、一度間違った方向に向かってしまっても、なかなか修正できません。
ですので、私は公務員試験予備校にお世話になるのをオススメします。
自己流で面接対策を行わず、出来るだけ面接でどんな質問をされたかを情報収集するようにしましょう。
◆警察官になるはっきりとした意欲がない人
あなたはどうして警察官になりたいのですか?
数ある職業の中でも、なぜ警察官になりたいのですか?
ここで、「安定している、食いっぱぐれないから警察官採用試験を受ける。」というのがホンネの方は少なくありません。
決して悪いことではありませんし、そういった理由で警察官になった同僚も私は警察官時代に見てきました。
しかし、浪人するモチベーションとしては非常に脆いといえます。
安定しているから、と警察官になっても、現在は公務員の待遇が全体的に下がっているためです。
警察官になりたいと感じる明確な意欲を必ず自分自身の中で持ちましょう。 自分がもしも警察官になったらどんな仕事をしたいのかのイメージを持つようにすることが大切です。
安定しているから(否定はしませんが・・・)ではなく、自分が警察官になって、警察官にしかできない仕事をしたい!!と面接で伝えるようにしてください。
◆バイトを言い訳に勉強時間を確保できない人
私自身は、月〜金で、8時から16時まで工場でアルバイトをしながら公務員試験浪人を行っておりました。
勉強時間を確保するために、朝早起きして、5時〜7時まで勉強してバイトに行き、バイトから帰宅後は1時間ほど仮眠をしてから勉強をし、夜ご飯、リフレッシュ(30分のテレビゲーム)、入浴して、1時まで勉強してました。
ですので、「昼間はアルバイトをしていて、勉強する時間がない。」というのは言い訳です。時間は作るものです。
でも、アルバイトばかりして勉強時間が確保できずにまた来年も受験する羽目になる方は多いらしいです。私もLECの方にも心配されましたw
アルバイトで目先の日銭をたくさん稼ぐのではなく、生活に必要な分だけ稼いだら後は勉強時間にするようにしましょう。
警察官採用試験の受験に年齢制限を設けています。時間は限られているということを意識して、しっかりと勉強するようにしてください。
4,警察官になれずに数年が経過してしまうと?
浪人したけど、結局警察官になれなかった場合はどうなるんだろうと不安になっている方が多いと思います。
結論からいえば、警察官採用試験浪人の末路は、職歴無し人間(ただし、無駄にプライドだけは高い)です。
何度も落ちている方は変にプライドが高くなるんじゃないかなと思います。 「警察官になる夢を捨ててまで民間企業に行くんだ、いや、我慢して仕方がなく民間企業に就職するんだ。」とね。
これを読んで「自分はそんなことはない。」と思った、あなた!!
その考えがすでに危険なんです。私の意見を「自分には関係ない」と聞き流しているということになります。
それ、自身のプライドが高いからではないですか??
誰だって浪人に失敗すると思って、警察官採用試験浪人をしているわけではありません。警察官になりたかったけど、なれなかったという人がいるのが現実であるということをお忘れなく・・・。
また、浪人生に対しては、多くの若者が22歳で社会に出て、社会の荒波にもまれている間にずっと家で勉強をしていた、同世代の人間よりも取り残されているという印象を面接官も抱くことがあります。
私もLECの講師の方に心配されましたw
職歴なしの空白期間が積み上げる既卒ニートのキャリア、辛いですよね。
警察官採用試験浪人というとなんとなく聞こえは良いですが、いざ採用担当者の目線から見ると、公務員浪人は既卒ニートの状態となります。
どれだけ「警察官を目指すために必死に努力してきました!!」と言っても、他の同年代の若者が苦しみながら必死に仕事の積み重ねをしている時期に社会人としての経験を積み重ねできていないことに変わりはありません。
公務員浪人の期間が長くなればなるほど、無職期間を延長することになります。 私としては、2年以内に浪人の期間が短く終わったほうがよいと考えます。
別に警察官になるだけが人生ではありませんので。
5,【重要】早めの軌道修正で、卒業3年以内なら新卒採用枠が狙える方法
卒業後3年以内なら、新卒採用枠を狙うことができます。
厚生労働省が2010年ごろから企業に呼びかけ、今では大手企業も募集するなどかなり一般的になってきました。採用の背景としては、現在は新卒採用が非常に困難な状況にあるため、間口を広げて若者を採用したいという意図が企業側に存在しています。
社会全体として若者を採用して育てたいという風潮になっているため、特定の数社だけが既卒者を新卒枠で採用しているわけではありません。
卒業後3年以内で公務員試験を諦めようと考えている方は、出来るだけ早く頭を切り替えて優良企業を狙うというのも人生選択のひとつではないかと思います。
もちろん、警察官になりたいという気持ちは理解できますし、私にできることであれば全力で応援いたします。
でも、現実問題として、警察官採用試験に合格できなかったときのことを考えて、就職活動しておく必要があります。
ここで、警察官採用試験浪人をしている方でも活用できるサービスについて3つ解説します。 警察官採用試験浪人が長くとも、就職支援サービスを活用すれば内定できる確率は高くなります。
◆ウズキャリ第二新卒とは
20代の第二新卒、既卒、フリーター、ニートの就職サポートを完全無料で提供しています。
◆対象者
<年齢層>
18歳〜29歳(最終学歴高卒以上の方)
<属性>
1.第二新卒者、既卒者
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3.転職希望者
◆ポイント
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上記のようなサポートを完備することで、 第二新卒ナビで就職活動を行った方の83%以上が1社以上の内定を獲得しているとのことです。
2.キャリアカウンセラー全員が元第二新卒・既卒・フリーター
日本で唯一キャリアカウンセラー全員が元第二新卒・既卒・フリーターです。 同じ経験をしているからこそ、失敗をしない就職活動をするためのノウハウを伝えられます。
また、就職先を決めるのは人材紹介会社ではなく就活生自身であるというのがウズキャリのスタンスです。
他紹介会社にありがちな、エントリーや入社を強要するような行為は行っていません。
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ウズキャリは、離職率/労働時間/社会保険の有無/雇用形態などで厳しい基準を設けており、 全ての企業に訪問して基準を満たしているかを確認しています。
そのため、ウズキャリから入社された方の定着率は93%以上と非常に高いです。
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ご自身で選考を受けている企業に関してもブラック企業査定を行えます。
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◆サービス利用の流れ
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2. 5日間の就職講座に参加(中退者コースのみ6日間)
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・未経験、フリーター、第二新卒向け就職講座「就職カレッジ(R)」
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6,さいごに
警察官になりたいお気持ちはわかります。
だって、私もかつては警察官でしたからね。
それと同時に、公務員試験浪人も経験しています。先が見えない勉強生活は苦しかったです・・・。
浪人時代は絶対に公務員試験に合格するんだ!!と考えていましたが、結果としては自分の希望するところからの内定はもらえませんでした。
それもあって、就職活動を始めるのが遅れてしまい、結果としてブランク期間が長くなってしまいました。
その経験もあって、警察官採用試験浪人生に言います。
浪人生として受験勉強をしつつも、民間企業への転職という人生選択も視野に入れておいた方が、結果としてブランク期間を作らないですむこともあります。そのことをお忘れなく。。。
そして、これが一番大事なポイントです。
浪人生が面接で「今年も警察官一本で頑張ります」と言うと、面接官からすれば危険なニオイを感じてしまうわけです。
『警察一本でいき、熱意をアピール』できるのは現役生だけで、浪人生がこれをやっても、『去年と同じく内定ゼロだったときのことを考えていない人』だと思われかねないんです。
普通、何年も浪人したくないですよね?だから保険をかけるという意味でも、民間企業への就職活動、転職活動は行うのが普通です。行っていないと、危機管理ができていない人だと思われかねません。
そういったことも踏まえて、私は浪人生には民間企業への転職活動、就職活動も平行して行うように言っています。