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【警察官採用試験】数的処理はこうやって勉強する【苦しむのは皆いっしょ!】

皆さんこんにちは!
元警察官のけいです。

本日は、私の質問箱によく頂く質問である、『数的処理の勉強法』について記事にしようと思います。

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〜〜目次〜〜

 

 

 

 

1,数的処理のはじめの一歩 

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質問箱にいただく質問で多いのが・・・
『数的処理が解けません。』
『問題集をやっているのですが、なかなか解法を覚えることができません。』
『問題集をまわしていますが、模試ではなかなか得点にむすびつきません。』
『試験まであと◯日です。数的処理が解けるようになりたいです。』
というような質問を多く頂きます。

私が思うこと・・・、それは・・・、
「そんな簡単に数的処理は解けるようにならないよ!w」
です。


そもそも、数的処理の勉強を一度もしたことがない人が模試などの数的処理を解いてみると、全然解けないと思います。

理由としては、解法を知らないからです。小学生に微分積分の問題を出しても解けないのと同じことです。

数的処理は、数列などを除けば、中学卒業レベルまでの計算力で問題が解けると思います。判断推理、数的推理、図形問題、資料解釈、全てにおいて言えることだと思います。

数的処理の問題が解けない人は、数的処理特有の解法パターンを覚えていないだけのことです。解法暗記を集中して勉強してください。

 

 

2,本試験ではどれくらいを目指すのか?

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本試験で6割程度取れれば十分に合格圏内を狙えると思います。

勉強量次第で8割程度まで伸ばすことができますがここから先はかなり困難だと思います。

何故ならば毎年1〜2問は解法パターンで解けない問題であったり、難しい問題が含まれている可能性が高いからです。
ここでいう『難しい問題』というのは、時間をかけてもなかなか正解までたどり着けない、いわゆる超難問や奇問であることを言います。

筆記試験では、この数的処理以外にも多くの問題が出題されます。文章理解、社会科学、人文科学、自然科学・・・。

時間配分に気をつけないといけないんです。ひとつの問題にこだわって、大幅なタイムロスというのは絶対に避けたいところです。

ですので、試験本番で、「この問題はすごく時間がかかりそうな上に、正解までたどり着けなさそう。」と感じたら、捨てる勇気も必要になってきます。


数的処理は満点を目指す勉強ではなく、まずは6〜7割程度まで取れることを目標にしてください。

8割程度取れるようになったら他の科目に比重を置いて勉強した方がトータルでの点数を上げられます。

おそらく8割から満点を目指す勉強は、ゼロから6割まで点数を伸ばすのよりも時間がかかります。8割以上の得点を目指そうとすると、難問、奇問にもチャレンジしないといけなくなってきますからね。

警察官採用試験の基本は満点を目指すのではなく、6〜7割の合格点を目指す勉強をすることだと思います。他の科目も伸ばさないといけませんからね。

 

3,どう勉強していくべきか

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まずは、1冊を何度も繰り返して、解法パターンを身につけることです。

ここで大事なのは、解法パターンを身につけることです。解法パターンを暗記するだけでは、合格点には届かないと思います。

問題を見た瞬間に、ペンが自然とスラスラと問題を解けるようになっている!というレベルになるくらいまでに、問題集をまわしてください。

私は数的処理の問題集を20周はやりました。

私のところによく来る質問の、「数的処理が解けるようにならない」というお悩みのほとんどが、問題集をまわす回数が少ないから解けないんだと思います。

 

4,模試を受けよう!!追加で問題集を購入するのは??

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問題集を何周をしても、問題の答えを覚えてしまったりしてしまいますよね。

そこで次に必要になってくるのが初めて見る問題でも解けるようになる力、応用力です。

応用力は初見の問題を解くことで身についてきます。

おすすめなのが模試を受けることです。模試は、予想問題でもあり、出題される問題が全て初見の問題なのでかなりおすすめです。
模試で解けなかった問題は解法を覚え必ず解けるようにしてください。12月くらいから各予備校で始まり、およそ1ヶ月に1回のペースで実施されます。

もちろん、新しい問題集を追加で買ってみるのもオススメです。私は数的処理の問題集を3冊持っていました。
20周まわしたのは、最初の1冊で、追加で買った2冊は、3周くらいしかしませんでしたけどね。

 

5,解法パターンの覚え方

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では、どうやって数的処理の解法パターンを身に着けていくのか?

私がLECの講師に教えてもらった方法を直伝しましょう!!

(1)問題を解いてみる
初見でも「考えたら解けそう」と感じる問題もあると思います。

特に判断推理の場合は考えたらできるかもしれないという問題が意外と多いです。

ここで重要なのは、解けそうな時は10分くらい格闘してみてください。

問題を読んで全く鉛筆が進まない場合はそのまま答えに移ってください。

解こうともがくことで思考力や解法を吸収する力が格段に上がります。

ですので、ちょっとでも解けそうだと思ったら10分ぐらいは考えて見てください。

逆に10分以上もかかる場合は時間の無駄になるのですぐ解答に移ってください。


(2) 解き方を覚えよう 
解答を理解しようと意識しながら読み込んでください。

理解できないことも多いと思います。そういう場合は何回も読んでください。

何度も読んでわからないときは、ひとまずその問題から離れて、リラックスした後に見直すと意外と理解できたりします。

私自身、問題集の1周目では全然理解できずにとばした問題が、3周目になったら解けるようになったという経験は少なくありません。

ここでの暗記は解答を一字一句まで覚えるのではなく、解答の手順や解くのに必要な公式などの暗記です。

流れを理解しましょう!

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(3)もう一度解き直す
解き方を覚えても実際に問題が解けなれば意味がないので、もう一度問題を解き直します。

解き方を理解することと、正答を導き出せることに差がある科目なので、実際に問題が解けるようになっているのかチャンレジしてください。


(4)復習
解き方を覚えたら、1週間後ぐらいにもう一度問題を解いてみてください。

人間の脳というのは、時間が経つと解き方を忘れる生き物です。

ですので、1週間後くらいに再度同じ問題を解いてみて、しっかり解けるかどうか、みについているかどうか、試してみてください。

もちろん、解けないままというのもザラですので、「自分はダメなやつだ」とへこまないでください(笑

この1週間という時間の感覚が遠いならば、その日のうちに復習してください。おすすめなのが寝る前です。

復習は問題文を読んで、頭の中で解法手順を思い浮かべるだけで大丈夫です。ここでわからなかった問題は解答を音読して、翌日も再度復習してください。

そうすれば解けるようになっていくはずです。

6,オススメの問題集はこちら

私がオススメする数的処理の問題集はこちらです。

 

 

 

 

数的処理の問題集では有名な、畑中敦子氏が初心者向けに出したテキストです。

これは本当にわかりやすく解説してくれています。

数的推理が苦手な私は本当に助けられました。買ってよかったと思いますし、この本のおかげで数的推理の基礎的な知識、解法力を身につけることができたと思います。

数的処理が苦手であるという人や、これから数的処理の勉強をしていこう!という人にはおすすめです! 

高卒程度とありますが、大卒の方でも、はじめての数的処理用のテキストにはピッタリです。私も大卒ですが、このテキストを使って勉強しました。

 

 

 



先ほどご説明した 畑中敦子氏の天下無敵シリーズを何周かこなし、さらなるレベルアップを図りたい方にはこちらがおすすめです。

 

 

さきほどの天下無敵シリーズと同じく畑中敦子氏が出した、数的処理の問題集になります。

こちらのシリーズも、前述した天下無敵シリーズと同じように、解説が非常にわかりやすいです。

畑中敦子氏が出している問題集の特徴として、解法が非常にわかりやすいのが、特徴であると思います。

ネットの口コミやレビューを見ていると、一部『説明の仕方が独特でわかりづらい』等の評価もあるようです。
多くの人の評価を見てみると好評価ですが、 中にはそうではない人々もいるようで・・・。

私はとても解説がわかりやすい問題集だと思いますけどねwww

下手に違うシリーズへ行かないで、天下無敵シリーズの次はこちらのシリーズを購入することをオススメいたします。

 

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