【2024年10月18日 再編集】
こんにちは。
本日は、警察官採用試験の志望動機の作成例をご紹介します。
題材として選ぶのは『刑事課盗犯係』です。
面接カード作成時や面接対策に活かしていただけたらと思います。
~~目次~~
- 刑事課盗犯係を題材にした志望動機の作成例
- おすすめの数的処理の問題集、勉強法について
- 診断書提出時のコツについて
- 警察官採用試験の身辺調査の合否基準について
- 適性検査の過去問、対策について。合格者の考察も
刑事課盗犯係を題材にした志望動機の作成例
『私は盗犯係の刑事になって窃盗犯を検挙し、皆が安心して暮らせる街をつくっていきたいです。なぜ盗犯係の刑事になりたいのかといいますと、刑法犯認知件数の内訳では窃盗犯が大多数を占めているからです。盗犯係の刑事となって、窃盗事件を1件でも多く解決することが、国民が安心して暮らせる街づくりにつながっていくと信じています。』
このように志望動機や、やってみたい仕事をつくっていきます。ここで考えて頂きたいことがあります。
なぜ警察官になりたいのか、なぜ刑事になりたいのか、というお題に対して、単に「かっこいいから」「昔から刑事に憧れていた」という受験生と、現在の日本の犯罪発生状況を分析したうえで、将来自分がどういった仕事をしたいのか?
刑事を選ぶ理由をしっかりと考えることができている受験生と、どちらが面接官にとって魅力的に映ると思いますか?
私は後者だと思います。なんとなくのイメージで語るのは誰にだって言えますが、ちゃんと根拠をもって、現在の日本の犯罪の発生状況をふまえた上で、刑事になりたいと言えるというのはしっかりと情報収集する能力があう人であるな、考察力がある人だなと面接官に思ってもらうことができるのではないでしょうか。
これから警察官になろうとしている人であれば、現状をふまえた上での志望動機ややってみたい仕事の構築をしていきましょう。
犯罪の発生状況の統計については、警察庁のホームページに記載されたものを参考にしています。
刑法犯認知件数は10年以上減少傾向にあります。2013年には約130万件あったのが、2021年には約56万件にまでも減少しています。56万件の中で約38万件が窃盗犯が占めています。
おすすめの数的処理の問題集、勉強法について
多くの警察官採用試験受験生が頭を悩ませがちなのが、数的処理の勉強についてです。
おすすめの問題集、勉強法について記事にしました。
診断書提出時のコツについて
警察官採用試験では、現在の健康状態、既往歴などについて、医療機関を受診して、診断書を提出するという警察が多いです。
警察学校での訓練、警察官という職務の特殊性から、健康な体を求めるというのは当然といえますね。
提出する診断書について、ちょっとしたコツがありますので、記事にしました。
警察官採用試験の身辺調査の合否基準について
警察官という職務の特殊性から、誰でも警察官になれるというわけではありません。
過去に罪を犯した人間が警察官という、国民を守り、時には指導するという立場になってしまったら、国民の信頼を得ることが難しいということもあると思います。
そのため、警察官採用試験受験時には、身辺調査というものがあります。
身辺調査について、記事にまとめました。
適性検査の過去問、対策について。合格者の考察も
警察官採用試験には、筆記試験、面接のほかに、適性検査というものがあります。
適性検査では、受験生が警察官になるにふさわしい人物かどうかを検査します。
その適性検査の過去問、対策について記事にまとめました。合格者の考察もあります。