元警察官けいの警察官採用試験合格ブログ

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大卒採用で警察官になるメリット・デメリット!

皆さんこんにちは。

元警察官のけーです。

 

先日、警察官を目指しているという方から、お問い合わせフォームでご質問を頂きましたので、記事にしようと思います。

 

ご質問の内容を簡単にいうと・・・

警察官の採用枠は、大卒と大卒以外(高卒、専門卒、短大卒など)があるけど、どっちがいいの?

というものでした。

 

ちなみに、私は大卒警察官でしたので、大卒者としての立場から記事を書きたいと思います。 

私の警察官時代の体験談もまじえて、順に解説していきましょう!!

 

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~~目次~~

 

 

 

1,最初のうちは給与が大卒以外者よりもちょっと高い

はい、そのまんまです。何十年というスパンで見ると、昇任して給料が上がったり、所属先によって残業代が多くついたりと、給与の差があまり無くなってきます。

ですが、最初のうちは、大卒者の方が給与が高いですw

 

2,警察学校にいる期間が6ヶ月!!(大卒以外は10ヶ月)

これは大卒者のメリットの中で一番大きいですwww 毎日辞めたくてしょうがない警察学校を6ヶ月我慢すればいいのに比べ、大卒以外者は10ヶ月もいなければならないというwww これが大卒警察官の最も大きなメリットであると考えます。

 

3,昇任試験を受けられるスピードが早い

大卒者の方が、昇任試験を受けられるスピードが早いです。どういうことかと言いますと、一番最初は皆「巡査」という階級から警察官人生がスタートします。そして、各階級で一定期間の勤務年数が経過すると、昇任試験を受験する資格が与えられます。そう!ある一定期間勤務しないと、昇任試験を受験できないようになっております。その「ある一定期間」というのは、大卒者と大卒以外では異なっております。

例として、高校卒業ストレートと、大学卒業ストレートの場合を次の表にまとめてみました。参考までに。

階級\採用 大卒 高卒
巡査 22歳 18歳
巡査部長 24歳~ 22歳~
警部補 26歳~ 26歳~
警部 30歳~ 30歳~
警視 40歳~ 40歳~
警視正 50歳~ 50歳~
警視長 55歳~ 55歳~

 

 

 

4,社会経験を積んでから警察官になれる(学校卒業ストレートの場合)

これは、高卒ストレートに該当する人だけの話です。

18歳という社会の常識を全く知らない状態で警察官になるよりも、たとえばアルバイトで、それぞれの職場にはそれぞれの空気(暗黙のルールみたいなものw)があるということを肌で感じておけば、警察という組織に染まってしまう可能性も少なくなります。

世間では非常識であると思われるようなことでも、警察という世界の中では、常識として考えられていたり、世間では常識として考えられていることが警察という世界の中では非常識として考えられているということもあります。

社会に出たことがある人間だと、こういった点に気がつき、「あれ?おかしい!?この上司(先輩)は何を言っているんだろうか!?」と疑うことができますが、社会経験が少ない人間が警察官となり、上司や先輩の行いをおかしいと疑うことなく年齢を重ねてしまうと、、、、警察組織に染まってしまった、世間からみれば非常識な人間になってしまいかねません。ちょっと極端な話ですけどね。

でもやはり、一般社会の常識や空気感は身につけておくべきです。だって警察官が相手にするのは、一般人ですからね。もちろん警察内の人間関係も大変で、神経すり減らしますけどww

 

5,年下の先輩に指導されることに耐えられるか

大学卒業者ストレートの場合は22歳で警察学校に入りますが、そこで自分たちよりも前に警察学校に入った先輩に指導を受けます。で、その中には18歳の高卒ストレート者がいるわけですwww でも、先輩です!!敬語使って、先輩の言うことは絶対に言うこと聞きます!!それが警察官という世界なのですwww それが耐えられないという方は、警察官はムリです。

 

 

以上です。

いかがでしたでしょうか。

これから警察官を目指そうとされている方々の参考になれば幸いです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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