元警察官けいの記録簿

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警察官から市役所へ転職する方法!

皆さんこんにちは!
元警察官の宮城慶次です。

今日は、警察官から市役所へ転職する方法について記事を書こうと思います。行政機関の内定をGETした志望動機や自己PRの具体例もあります!!

 

2021.11 再編集

 

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~~目次~~

 

 

 

①市役所職員採用試験について

すでに警察官採用試験に合格されているので、公務員採用試験については皆さんご存知だと思います。

市役所職員になるためには、毎年春から夏にかけて行われる市役所職員採用試験に合格しなければなりません。

自治体によって試験内容は変わりますが、一次試験は筆記試験や論文、二次試験以降で面接や集団討論を行っています。

転職組ということで、どう試験対策をするかですが、私としては、公務員採用試験予備校(LECや東京アカデミー)を活用しないと合格するのは非常に難しいと思います。試験勉強のやり方や提出書類の添削、面接対策など、とても1人で取り組んで簡単に内定が出るというものではありません。

一次試験の筆記試験の内容としては、市役所職員採用試験であれば、教養科目といって、数的処理(判断推理、数的処理)、文章理解(現代文、英語)、社会科学、自然科学、時事問題などがあります。

 どれくらい勉強時間をさけばいいかと言いますと、やはり一年間は勉強に集中しないと一次試験を突破するのは難しいのではないかと思います。

その人の過去の学習歴も影響が出てきます。なぜかといいますと、教養科目の中身は高校生の学習レベルの科目が多いからです。例えば、偏差値60半ばの国公立大学卒の人であれば、大学入試時代に勉強した蓄えが記憶の中にあると思いますので、その記憶を呼び起こせば一次試験合格レベルまで持っていくのがそこまで困難ではないと思います。しかし、高校生時代に偏差値40代であった方にとっては勉強量は必然的に多くなってしまいます。

 

 

②私の体験談をお話しいたします

私は大学卒業後、警察官として約5年勤務しておりました。警察官在職中から市役所職員への転職を考え、公務員試験の勉強をし、市役所職員採用試験を受験しました。しかし、公務員試験はそんなに甘いものではなく、一次試験(B、C日程)すらも突破できませんでした。

 

警察官を退職後は独学で公務員試験の勉強をしておりましたが、無理だと感じたので、公務員試験予備校のLECの公務員試験講座に申し込みました。今考えても、転職者が独学で公務員試験に合格するのは、相当難関であると思います。

 

およそ2年間の公務員試験浪人をしておりました。なんとか内定を頂くことはできましたが、私が行きたかったところに内定を頂くことはできませんでした。

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③志望動機(警察→市役所)はこう書け!!

では、私が内定を頂くことができた試験の願書に書いた志望動機をご紹介しようと思います。

 

◆志望動機
私がA市を志望した理由は、A市が防災に関する施策に重点的に取り組んでいるからです。私が以前警察官として勤務していたときに、被災地派遣に従事しました。そのときに自然災害発生時における人的被害を最小限にしたいと思いました。現在はどこの自治体でも防災に関する取り組みは行っております。しかし、A市では「A防災ネットワークシステム」が県の防災フェスタで表彰されたり、A市地域防災フェアが開催されたりと、他市よりも防災に対する取り組みを重点的に行っていると思います。そういったAは市で防災に関する仕事に従事したいと思いました。

 

 

この志望動機は、私が内定を頂いた行政機関に出した志望動機です。市役所では無いんですが、市役所に近い行政機関です。

内容もLECの講師の方に何度も添削指導して頂きました!!自信あります!!というか内定頂いたので問題ないと思います。

ちゃんと警察官時代の経験と結びつけて、志望動機を書くのがポイントです!!私が経験した、東日本大震災の災害派遣の経験を絡めて、防災関係の仕事がしたいと説明しています。

 

当記事を御覧頂いている方は、警察官から市役所職員への転職をお考えの方であると思います。警察官時代の経験と、志望する市役所の部署の運営方針とを絡めて志望動機を考える必要があります!!

 私の場合ですと、東日本大震災での被災地派遣という経験と、行政機関が重点を置いていた防災対策を絡めて志望動機を作成しました。

 

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④自己PR(警察官で身につけたこと)はこう書け!!

 

◆自己PR
私の長所は人当たりのいいところです。前職では勤務日ごとに多くの市民と接してきました。その際には相手に不快感を与えることのないよう心がけて応対しておりました。私が交通事故の処理を担当した方から、私の応対がとても感じが良かったとお褒めの言葉を頂いたこともあります。その方は、警察官がとても感じよく対応してくれたので、事故を起こしてしまい、かなり動揺したがおかげで少し気持ちが落ち着いたとおっしゃってくださいました。市役所職員は日常的に地域住民と接しますので、人当たりの良さは必須であると思います。

 

ここでも同じように、警察官での経験から、市役所勤務を想定した自己PRを書いています。

やはり警察官で身につけた一番のことと言えば、対人コミュニケーションスキルであると言って間違いないと思います!!私だけではなく、世の警察官経験者全てにおいてね。

だって、地域課なんて、毎当番クレーム対応してるようなもんでしょ!!笑

交通反則切符切ったら、否認をくらい!!苦笑

駐車苦情対応したら、通報者と駐車違反者が口論を始め!!苦笑 

職質したら、政府の方針について文句を言われ!!苦笑

そんな人たちを相手にしていたら、対人コミュニケーションスキルは嫌でも上達します!!

ですので、警察官で身につけたスキルの中で、最も優れたものは、対人コミュニケーションスキルであると思います。

 

市役所職員も、色々な市民の対応をしなければなりませんので、警察官で身につけた対人コミュニケーションスキルについては必ず役に立つと思います!!

そこを自己PRで推していくと良いかなぁと思います。私自身もそう思いますし、LEC講師にこのことを話してもOKでしたので、これで問題ないと思います!!

 

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⑤まとめ

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1,警察官時代の経験と、志望先市役所の重点取組みを絡めて志望動機を書け!

2,警察官時代に培った技術を絡めて自己PRを作成せよ!

3,社会人の公務員試験転職は甘くない!

 

 

以上となります。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

 

 

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