元警察官けいの記録簿

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【警察官採用試験】合格する志望動機の作り方【個性の無い面接カードから抜け出す方法】

皆さん、こんにちは。
元警察官のけいです。

私は、当ブログ、Twitter、Youtubeを通じて警察官採用試験に合格するための方法を発信しています。
また、希望者には面接カード添削、志望動機の提案、オンライン面接を行っています。ご希望の方は、私のTwitterアカウントにDMを送っていただくか、下記お問合せフォームからご連絡ください。

 

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本日は、タイトルにあるとおり、『合格する志望動機の作り方』ということで記事を書いていこうと思います。 

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〜〜目次〜〜

   

 

1,なぜ似たような志望動機になるのか【共通点、理由がある】

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私は警察官採用試験受験生の志望動機添削、オンライン面接を行っています。

とてもありがたいことに、二次試験が近づいてくると毎日お問い合わせを頂きます。

自分の人生経験がこれから警察官を目指そうとしている方々のお役に立っていると思うと、とても嬉しいです。

私は大学生時代、1年間TACにお世話になり筆記試験対策、論文対策、面接対策を行い、現役で警視庁と地元県警に内定を頂くことができました。

警察官を退職後は、2年間公務員試験浪人をしており、LEC東京リーガルマインドにお世話になりました。最終的に身上都合により辞退はしましたが、県庁、B日程市役所、他から内定を頂くことができました。

そのため、筆記試験、面接、提出書類等の対策については自信があります。

TAC、LECのノウハウを身を以て学び、その結果内定を頂くことができましたからね。

結論から言ってしまうと、それは、同じ職業を目指す以上、受験生の学歴や経歴が似てくるのも致し方がないからだと思います。

警察官という職業を聞いて、一般にイメージすることってどういったイメージでしょうか?

体育会系、根性が必要、精神的に強くないといけない、コミュニケーション力が必要、努力家、、、 

こんな感じではないでしょうか。

実際にこういった点を面接カードに書いてくる受験生はとても多いです。これが世間が警察官のイメージだと思います。

でも、そのとおりで、今あげたところが無いと、警察官は務まらないというのも事実あると思います。

しかし!!

この点ばかりを面接カードに盛りだくさんに記入したり、面接でゴリゴリに押しまくったとしても、個性がアピールできるでしょうか??魅力的な受験生、採用してみたい受験生に見えるでしょうか??

けっして悪い印象こそ面接官に与えないかもしれませんが、かといって採用してみたいとも思わないと思います。

どっちつかず、といったところでしょうか。

悪く言ってしまうと、ありふれた、平凡な志望動機、面接カードになってしまい、他の受験生に埋もれてしまいます。

その他大勢の受験生に埋もれてしまっては、合格できる可能性も下がってしまいます。

 

2,ありがちな志望動機【平凡、無個性。決してダメではないけど・・・】

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次に紹介するのは、ネットで検索して出てきた志望動機です。

いずれも『警察官採用試験 志望動機』という検索ワードで検索するとわりと簡単に見つけることができます。

 

 

警察官の仕事に初めて触れたのは、小学生のときに交通事故に遭ったのがきっかけでした。その時に担当して頂いた警察官の方がとても丁寧で頼もしかったのを覚えています。これをきっかけに警察官になるため、柔道を始め県大会に出場することができました。小さい頃から憧れていた警察官になり柔道で培った体力と精神力を仕事で活かし、街の安全を守るために貢献したいです。

 

 

小学校から剣道を習っていて、高校の時には県大会で優勝しました。このときの先生から警察官を勧められたのが、どのような仕事なのかを知るきっかけとなりました。警察官の仕事を知った時は、犯罪を抑制し街や人々の安全を守る素晴らしい仕事だと感銘を受けたのを覚えています。私の剣道経験で安全で平和な暮らしを守ることができたらと思い、警察官の採用試験を受けることにしました。

 

 

私は「人の役に立ちたい」という気持ちが強く、警察官という仕事を通して地域のみなさんの安心・安全を守りたいと思いました。私の住む町は、若者よりもお年寄りの人口が多いです。そのため、大学では、老人ホームで利用者様の身の回りのお世話をするボランティアに毎月参加していました。
私達よりも身体が弱っており、物事の判断力が衰えがちなお年寄りの方へのボランティア活動を経験したことで、若い世代が高齢者などを守っていかなくてはならないという気持ちがより強くなりました。警察官として働くことになりましたら、身の回りの危険や犯罪から、お年寄りをはじめとする地域住民の方を守っていきたいです。

 

 

いかがでしょうか。

いずれの志望動機も、決して悪い志望動機では無いと思います。

しかし、個性を感じるかというと、それは疑問です。誰だって当てはまりそうな志望動機ですからね。

誰にでも言えてしまう志望動機であると思います。

で、面接官はそこを見抜いてきます。

「この受験生の志望動機、どうせネットで拾ってきたやつなんだろうなぁ。」と。

そりゃ面接官は採用試験の繁忙期なんて毎日何十人と受験生を見ているわけですから、ネットで拾ってきた志望動機だなんてことはすぐにわかります。

それではいけません。

せっかく一次試験を突破し、二次試験を受験することができたのに、そのチャンスをみすみす逃してしまうことになりかねません。

一発で合格決めるためには、他の受験生に埋もれてしまわず、あなたの過去の人生経歴に基づいた、個別性のある面接カード、志望動機を作る必要があります。
   

 

3,似たような面接カードでは危険な理由【合格する可能性を少しでも高めるためには?】

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最近、受験生Aさんから受験相談を受け、通話していたときのことです。

Aさん「去年不合格だったので、警察本部の採用担当のところへ成績開示に行ったときに、面接官が成績開示担当者だったので、話を聞くことができました。その方が言うのは、『受験生は、皆似ていてどんぐりの背比べ』状態だったそうなんです。」

こうAさんは言われたんだそうです。

それってつまりは、多くの受験生が似たりよったりで、個性がないということでしょう。

そして、このことから受験生の得点も似たりよったりの結果だったのではないでしょうか。

もちろん、優秀な合格者上位層の受験生は高得点だろうし、落ちた人の中でも下の方の人は点数が低かったと思います。

しかし、大半は似たような点数であったということから、ほんの数点違うだけで合否の分かれ目になったという受験生も多いのではないでしょうか。

もしかしたら、1点の差で落ちてしまった受験生もいたかもしれません。

そういった非常に僅差で合否が左右されるという面接の場では、似たりよったりの面接カード、志望動機では、危険です。

ほんのちょっとした返答で点数が下がってしまい、結果不合格になってしまったということになりかねません。

そうならないためにも、しっかりと自分らしさ、個別性のある面接カード、志望動機を作り上げる必要があります。

 

 

4,合格する志望動機の作り方【周りに差をつけろ】

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では、どうしたら合格する志望動機を作れるのか?

それは、、、

自分の過去をしっかり振り返り、どういった経験があって、そのとき自分がどう感じ、だから警察官になりたいと思った!!というストーリーをしっかり展開していけば、合格する志望動機、面接カード、エントリーシートを作れるはずです。

ネットや採用パンフレットに出ているようなありきたりな文言で構成された志望動機では、多くの受験生に埋もれてしまいます。

警察官採用試験受験生は似たような経歴が多く差別化が難しいです。

提出書類の段階で埋もれてしまうのはとても危険です。

面接本番でしっかりとアピールできないとその他大勢の受験生と同じになってしまうからです。

その他大勢ではなく、個性をアピールするためには、しっかりと自分の過去を振り返り自分という存在をアピールしましょう!!



とは言うものの・・・、どうやって志望動機を作れば良いのかわからない!他の人にない自分だけの経験がわからない!という方もみえると思います。

そういった方は個別相談に応じますので、Twitterか下記お問い合わせフォームからご連絡くださいませ。

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