皆さん、こんにちは。
元警察官のけいです。
たまに勉強方法について相談をうけます。
多いのが「私は文系なので捨て科目を作ろうと思います。」
といった、いわゆる捨て科目についての相談です。
本日は警察官採用試験の筆記試験における、文系受験生の捨て科目の作り方について記事にしようと思います。
ちなみに過去に、大学受験で5教科7科目で偏差値60以上のレベルまで達した方でしたら、警察官採用試験の筆記試験レベルだったら、文系理系関係なしに問題を解けると思います。そのため、この記事は読まなくてもいいですw
〜〜目次〜〜
1,捨て科目とは言うものの・・・
けっこう皆さん、「捨て科目はA、B、C、Dです」と安易に言いますが、それ大丈夫ですか??
だって、他の受験生が得点できているのに、自分だけ得点できていないんですよ?
つまりは他の受験生と差がついてしまうんです。
それを充分理解した上で捨て科目をどこまで作るのか、考えてください。
もちろん、捨て科目を作ることに反対はしていませんし、捨て科目をつくったとしても合格は充分できます。
私が言いたいのは、安易にアレもコレもと、捨て科目を増やさないでほしいんです。
例え文系の学生であろうと、可能な限りは理系科目にもチャレンジしてほしいですし、私も文系ですが、理系の科目にもチャレンジしました。そして、試験本番でも得点することができました。
2,文系の学生にも勉強をオススメする科目
今から紹介する科目は、文系出身の学生でも充分に得点を狙える科目です。最終的に捨てるかどうかは、勉強をある程度してみてから判断しても悪くないと思います。私も文系でしたが、これらの科目は勉強しましたし、試験本番でも得点できました。
基礎的な問題であれば解けるようにしておいたほうが良いです。
(1)生物
生物は理系科目ではありますが、覚える系のがほとんどです。生物の部位の名称、細胞に関する知識など、覚えればなんとかなる上に、出題される範囲も狭いといいますか、出題パターンが決まっています。
ちゃんと勉強すれば得点できるはずです。
(2)地学
地学も理系科目ではありますが、覚える系のものが多いです。大気の気温上昇についての計算問題が出題されることもありますが、全然かんたんです!!また、地理と似ているところもあるので、わりと入りやすいと思います。
(3)数学
数学については、かんたんなところだけもOKです。どのみち数的処理で高校数学の基礎的な勉強からは逃げられません。絶対に避けては通れない道です。で、数的処理の勉強しがてら、数学のかんたんな問題にも挑戦してみる、といった具合でOKです。
3,文系の学生であれば捨てるべき科目について
文系の受験生だったら捨てても良い科目・・・、それは、物理と化学です。
私自身全然勉強していませんでした。
さきほど、「基礎的な問題であれば解けるようにしておいたほうが良い」と言いましたが、物理と化学に関しては、私自身高校時代、化学は超苦手、物理は科目選択の時点で選んですらいない、という状態だったので、完全にスルーしました。
興味がある方はやってもいいと思いますが、私にアドバイスを求めるのはやめてくださいwww
4,文系受験生に伝えたいこと
ここまで私は、理系科目を勉強しろとは言いましたが、出題されたら必ずすべて解けるようにしろ!!というわけではありません。
あくまでも、かんたんな問題、基礎的な問題が出題された時に、取りこぼしが無いように対策しておく、ぐらいの気持ちで充分です。
試験本番で、各科目1〜2問出題されるとしたら、基本的な問題と難しい問題とがセットで出題されることが多いです。そういった場合、かんたんな問題を確実に解けるようにしておけば、ちょっとでも多くの得点に結びつきます。
めちゃくちゃかんたんな問題が出題された場合、文系だからといって理系科目を全然勉強していない受験生と、基礎的な問題が出題されたら解いてみようと考えている受験生とでは、得点に差が出てきますよね??
実際の筆記試験では、1点の違いで合否がわかれる可能性があるということは皆さんご存知ですよね??
筆記試験の点数で、1点足りずに落ちた!!なんてことになったら、悔やんでもくやみきれませんよね??あと1点あれば警察官になれたのに!なんて悔しい思いはしたくありませんよね。
そのためにも、たかが1点じゃんとバカにせず、苦手な理系科目かもしれませんが、少しでも得点できるように、基本的なことだけでも構いませんので、勉強しましょう。
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