こんにちは。元警察官のけいです。
警察官採用試験受験をうけられる方、
- 警察官採用試験の志望動機で悩んでいる。
- 地域部(交番、自動車警ら隊)の仕事を題材に志望動機を作りたいけど、どのように作れば良いのかわからない。
- どうすれば面接官に好印象の志望動機を作ることができるのか?
このような悩みはありませんか?
私も警察官採用試験をうけたときは、全然志望動機がうまく作れなくて、本当に大変でした。
そこで、この記事では
- 地域部(交番、自動車警ら隊)を題材にした警察官採用試験の志望動機の作成例
- ほかの受験生と差をつけるポイント
- その他警察官採用試験の受験対策
を1つずつ丁寧に説明 していきますよ。
私は警察官採用試験受験生へのアドバイスを約6年やってきました。これまでに私が指導した受験生で合格した受験生は200名以上です。
これから説明する内容で、具体的な志望動機をつくることができます。
あなたもぜひ実践してみてくださいね!
- 志望動機で、交番勤務を題材にする場合
- 志望動機で、警察本部の自動車警ら隊勤務を題材にする場合
- おすすめの数的処理の問題集、勉強法について
- 診断書提出時のコツについて
- 警察官採用試験の身辺調査の合否基準について
- 適性検査の過去問、対策について。合格者の考察も
志望動機で、交番勤務を題材にする場合
『私は警察官となって、地域課の交番勤務員として、地域に密着した警察活動を行いたいです。交番勤務は、街頭警ら活動、職務質問、交通取り締まり、巡回連絡、交通事故受理、被害届受理など、警察官の仕事の中でも、最も範囲が広い仕事であり、最も地域住民との関わりが多い部署であると思います。交番で働く警察官となって、地域住民が安心して安全に住むことができる街づくりの一翼を担っていきたいです。』
多くの警察官は、警察学校で研修を受けた後、各警察署に配属され地域課の所属になります。
そして、交番勤務から、警察官人生をスタートさせます。
交番勤務は若手警察官がとおる道ですので、志望動機としてはとても汎用性が高いといえます。
志望動機で、警察本部の自動車警ら隊勤務を題材にする場合
『私は警察官となって、警察本部地域部にある自動車警ら隊に入りたいです。自動車警ら隊では警察署の管轄を超えて、広い範囲で警ら活動を行うため、緊急、重大な事案にも関わることができると思います。そういった警察署の自動車警ら班とは違った点に魅力を感じています。自動車警ら隊に入り、重要事件の犯人を検挙し、県民の皆さまが安心して暮らせる〇〇県を作っていきます。』
自動車警ら隊、略して自ら隊ですね。
テレビの警察24時でも街中のパトロールにテレビの取材班が同行取材していますよね。
警察本部の自ら隊は、地域部の中でも検挙件数が多い人が集まったエリート集団ですね。
警察官になった後、ずっと制服をきて勤務したい、ずっと地域部で最前線で仕事がしたい、という方にはオススメの部署です。職質の技術も向上しますしね。
管轄の範囲を超えて活動できるというのは、本部の自ら隊の特権ですよね。
若手にはぜひとも目指していただきたい部門です。
ちなみにですが、犯罪の発生状況を統計データにしめしたものがあります。刑法犯認知件数というものです。
刑法犯認知件数は10年以上減少傾向にある。2013年には約130万件あったのが、2021年には約56万件にまでも減少。56万件の中で約38万件が窃盗犯が占めている。
こういった統計データをもちだして、
『パトカーで街頭警ら活動を行い、窃盗されにくい街をつくっていきたい。』
『犯罪の中で最も多いのは窃盗事件です。パトカーで警ら活動を行い、窃盗犯を検挙します。』
という風に統計データをもちだすのも面接官には好印象だと思います。
おすすめの数的処理の問題集、勉強法について
多くの警察官採用試験受験生が頭を悩ませがちなのが、数的処理の勉強についてです。
おすすめの問題集、勉強法について記事にしました。
診断書提出時のコツについて
警察官採用試験では、現在の健康状態、既往歴などについて、医療機関を受診して、診断書を提出するという警察が多いです。
警察学校での訓練、警察官という職務の特殊性から、健康な体を求めるというのは当然といえますね。
提出する診断書について、ちょっとしたコツがありますので、記事にしました。
警察官採用試験の身辺調査の合否基準について
警察官という職務の特殊性から、誰でも警察官になれるというわけではありません。
過去に罪を犯した人間が警察官という、国民を守り、時には指導するという立場になってしまったら、国民の信頼を得ることが難しいということもあると思います。
そのため、警察官採用試験受験時には、身辺調査というものがあります。
身辺調査について、記事にまとめました。
適性検査の過去問、対策について。合格者の考察も
警察官採用試験には、筆記試験、面接のほかに、適性検査というものがあります。
適性検査では、受験生が警察官になるにふさわしい人物かどうかを検査します。
その適性検査の過去問、対策について記事にまとめました。合格者の考察もあります。