皆さんこんにちは!
元警察官のけーです。
今日は警察官採用試験の二次試験で実施される、集団討論について対策記事を書こうと思います。
※2019.09.02 更新
~~目次~~
1,集団討論とは?
集団討論とは、警察官採用試験の二次試験で課せられる、受験生6~8人程度であるテーマに対して皆で意見を出し合ったり、解決策を考えるグループディスカッションのことをいいます。
ここでのテーマは警察が直面している課題や今後の社会情勢から警察官としてどう対応するか警察官としての職業倫理といった題材が多いです。これから警察官になる人間なんだから、こういうことに問題意識を持ってもらいたいというようなものばかりが題材にあげられています。
集団討論のおおまかな流れは、受験生待機室から試験会場まで試験監督に案内され、入室し、正方形に形づくられたテーブルに着席します。
ここで試験監督が集団討論の説明をしてくれます。
最初にお題の用紙を渡されます。1分ほどお題を読んだ後に、集団討論が開始されます。集団討論の時間はだいたい15分~20分のところが多いです。この時間内にお題に対してのグループの答えを出さなければならないので、けっこう時間を短く感じると思います。
2,集団討論でやってはいけないことは?
警察官採用試験の集団討論とは、決して他の受験生を言い負かす場ではありません!!これは超重要です!!
私が公務員試験浪人をしていた時に、LEC東京リーガルマインドという公務員試験予備校にお世話になっておりました。
で、そこの講師に言われたのが「 警察官採用試験の集団討論とは、決して他の受験生を言い負かす場ではない。協調性を見る場でもある。強引な討論は大きな減点対象になるから要注意!!」と。
大学生のグループワークでもなく、会社の会議でもないのです。
公務員試験の集団討論とは、協調性や他者への配慮ができているかどうかを見られている、とのことでした。
ここでいう協調性というのは、一方的に自分の意見を押し付けたりすることが無く、相手の意見を尊重できる姿勢のことをいいます。
他者への配慮というのは、集団討論が進んでいくなかで、おとなしい人はどうしても討論に参加することができず、全く発言の機会をえることができないということもあります。そういった人に対して「Aさんは今の◯◯について、なにかお考えはありませんか?」と、おとなしい人でも発言しやすいような雰囲気を作ってあげる、というようなことです。
3,集団討論で好印象を与えるためには?
では、どういったふるまいかたが試験監督に好印象を与えるのでしょうか?
先程お話した、協調性と他者への配慮ができるというのは好印象なのは間違いありません。
協調性というのは、一方的に自分の意見を押し付けたりすることが無く、相手の意見を尊重できる姿勢のことをいいます。
他者への配慮というのは、集団討論が進んでいくなかで、おとなしい人はどうしても討論に参加することができず、全く発言の機会をえることができないということもあります。そういった人に対して「Aさんは今の◯◯について、なにかお考えはありませんか?」と、おとなしい人でも発言しやすいような雰囲気を作ってあげる、というようなことです。
他にも、基本的なことですが、明るく元気な声や表情で行なうこと、丁寧な言葉づかい、ダラダラとした姿勢で行わない、などがあります。
そして、集団討論には役割を設けることが多いです。役割についていると集団討論に積極的に参加しているということで高得点につながる可能性が高いです。
役割とは、司会、書紀・発表者、タイムキーパーが主な役割です。
司会とは、文字どおり司会ですw 集団討論の流れを仕切る人です。お題を読み上げた後、「今回のお題について何かご意見はありませんか?」と他の人に意見を求めたり、「今Aさんが◯◯と言いましたが、他にもご意見はありませんか?」「そろそろ今回の集団討論のまとめに入りたいと思います。」など集団討論の最初から最後まで仕切らなければならないので、けっこう大変です。上手なひとがやらないと、その集団討論が壊れてしまうことになりかねません。司会を務めた人というのは、試験監督の印象も良くなり、高得点を狙えます。しかし反面、みんなに意見をふることばかり考えすぎてしまって自分の意見を言えないといったことも出てきてしまうおそれもあります。技量が試されます。
書紀・発表者は皆の意見を用紙に書いていき、最後にまとめて、お題に対するグループの結論を発表する役割の人です。この役割は美味しいかなと思ってますwww なぜかといいますと、皆の意見を書いているだけで役割をしたということで、試験監督にアピール出来るからですwww もちろんたまには自分の意見を言う必要がありますが、あくまでも書紀・発表が一番の役割ですので、集団討論の中身をメモすることに専念しましょう!!
4,集団討論で戦える知識を持とう!!
そして!!
集団討論で、ライバル(他の受験生)よりも好印象を試験官に与えるためには、他者への気配りを忘れないコミュニケーション技術はもちろん大事ですが、知識ももちろん大事です!!
警察官採用試験の集団討論において、知識を得るために最適なものがこちらの『警察白書』になります!!
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警察白書は、その時代の社会背景を元に、どのような犯罪が発生し、それに対して警察がどのような対策を講じているかを学ぶことができます。
それはすなわち、現在の犯罪発生状況はもちろんですが、今後の警察組織の方針を学ぶことができるということです。
警察官採用試験では、当然ながら警察業界の研究が必要になってきます。
だって、ここ近年の犯罪の発生状況や交通事故死亡者数の推移などの、警察が重点的に取り組んでいかなければならないことに対して、興味を持って情報収集をしていないような人間が警察の内定をとれるのか!?という話です。
警察白書は警察が重点的に取り組んでいることについて取り上げたり、近年問題になっていることにスポットをあてて構成が組まれているので、警察官採用試験対策にはもってこいです!!
私も警察官採用試験受験時にこの警察白書を購入し、業界研究に取り組んでおりました。
この1冊があれば、集団討論で戦える知識は充分につくと思います!!
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